2019年10月から施行される消費税10%に伴い、軽減税率というのも始まります。
軽減税率とは低所得者へ経済的な配慮をするということで消費税が10%のものと8%のものが両方存在することになります。
この軽減税率はいつまで施行されるかは未定です。
軽減税率とは
例として食料品(魚、肉、野菜、米、調味料、お菓子類など)や新聞(週2回以上の定期購読)は消費税8%、アルコール類、衛生用品、洗剤、家庭日用品、電子版やコンビニなどで売られている新聞やは消費税10%となります。
その軽減税率の中でも外食した際に起こるのが、店内で食べたら消費税10%、テイクアウトなら消費税8%になるというものです。
※詳しくは国税庁のHPを載せておきます。
軽減税率の問題点
そうなったとき考えられるのが、同じものを食べるなら安く済ませたいということでテイクアウトを頼む人が多くなるとテイクアウト容器を飲食店も準備するようになったりで今以上にゴミが増えることが簡単に予想されます。
今の現状としては昔よりはるかにエコやゴミ削減の意識が出てきた日本ですが、世界と比べるとまだまだ認知としては低いように感じています。
※各国の環境についての取り組みを外部リンクにて載せておきます
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英政府、2042年までにプラスチックゴミを撲滅
ヨーロッパでプラスチック製品大幅削減の動き
カナダ、使い捨てプラスチックを禁止へ 早ければ2021年にも
軽減税率は人には優しいですが、今の日本のレベルからすると地球に配慮できず各国とより一層地球環境への取り組みの遅れを取ってしまいそうです。
私にできること、私たちにできること
私たち一人一人ができることといえば小さなことですが、買い物袋を持参する、外出するときにテイクアウトをすると決めているならそれを包むことのできる容器を準備するというような、不必要なゴミが出ないようにするのを心がける必要があります。
10月までまだ時間はあります。
私たちにできること、一人一人が何かを始めればそれがだんだん広がっていきます。
私も意識はしているもののまだ便利さを優先して使い捨てのものを使うこともあったりゴミを増やしてしまう行動をしています。
難しく考えない、やれることをやる。
全くゴミをなくすというのは今の自分には難しいという人もいて当然です。
で自分のできる範囲でゴミを減らすという意識の方が取り組みやすいし、私としてはそっちの意識でいるとだんだん余計なものがなんなのか見えてきて少しずつゴミを減らす、あるいはゴミになりそうなものは買わないという選択ができるようになると思っています。
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