私はお店でや出張ワークショップをたまにしているのですが、最近は幼稚園のお母さん向けのワークショップも増えてきました。
いろんなワークショップをぜひお願いしますと言われるものですから子どもでも楽しく安心安全なものを作るというテーマで考えた結果、『ミツロウ粘土』を作ってみよう!と思い立ちました!
といっても何を準備すればいいか分からず、とりあえずYouTubeで検索するも、そもそも作ってる人って少ないため参考になるのが本当に少ない笑
「How to make beeswax clay」とかで検索してやっと探し出しました。
ただ、私が見つけ出せたのはミツロウを使うのとオイルがココナッツオイルだったりオリーブオイルを使ってました。
これらのオイルは一番手に入りそうなオイルでしたがどちらのオイルも私の中では欠点があるなと思いました。
・ココナッツオイルは25度以下の温度で固まってしまう
・オリーブオイルは匂いが独特で蜜蝋との相性が悪かった
これらのことを踏まえて、急ではございまずが早速使うもの、作り方をお伝えしようと思います^^
そもそもミツロウとは?
そもそもなんでミツロウなのか?
ミツロウとは蜂が巣を作る際に出す分泌物。
自然由来のもので蜂蜜と違って蜜蝋は1歳未満の子どもには危険であるボツリヌス菌なども含まれてないので安全に使えるロウです。
※危険ではないと言ってますがそれでも心配する方もいらっしゃると思いますのでその際は無理して使う必要はありません。
ミツロウ粘土の作り方
準備するもの(小さいサイズを2個作る時)
■ミツロウ 15g
■米油(無臭の植物油) 5g
■マイカ→鉱物の種類で着色料として使います。 小さじ1/5(少なくていい)
■クマさんのシリコンモールド(セリア)
今回使った材料はシリコンモールドはセリア、米油は小さいサイズのがダイソーにあったのでそれを使いましたが結局匂いがしない植物油ならなんでもOKかと思います笑
そのほか、ミツロウやマイカの購入はこちら
↓
上でもお伝えしたように蜜蝋は自然由来のロウであり、マイカも鉱物でできているので万が一口に入っても大丈夫な材料のみで作るので子どもにも、そして地球にも優しい粘土です。
では早速作っていきます。
ミツロウ粘土の作り方
1.ミツロウ、米油、マイカを小瓶や紙コップにいれて湯煎にかける。
※小さい子と作るときは注意してくださいね!
2.材料が全て溶けたらシリコンモールドの型に流し入れる
ちなみにセリアにあったクマさんモールドにはちょうど2つできる量なので便利ですよ笑
3.冷えたら型から外して出来上がり
ミツロウら融点が低いためすぐ溶け、また冷めるのも早いので10分くらい置いておけば取り出せます。
私は可愛く作りたかったのでシリコンモールドに入れましたがもちろんそのままバット(クッキングシートを敷いて)や石鹸モールドなどに流し入れてもOKです。
出来上がりが可愛すぎて使うのがもったいないのでしばらくオーナメントとして飾っておこう!と皆さんおっしゃってくださいます笑
ミツロウ粘土の使い方
肝心なミツロウ粘土の使い方ですが少しコツが要ります。
ミツロウが冷えたら硬くなってしまうので、普通の粘土と比べて結構硬いんです^^;
ミツロウ粘土で有名なシュトックマー社のミツロウ粘土の説明を見てみると、
シュトックマーのみつろう粘土は、子どもたちの意志や創造性を考えて、意識的に常温では硬く作られています。
手のぬくもりで時間をかけて、やわらかくして使います。
ーおもちゃ箱HPより一部抜粋
となっています。
子どもの手の力ではなかなか捏ねることが難しい子もいると思いますが、その際は大人の方がゆっくり温めて「今から何を作ろっか?」など会話しながら一緒に作ってあげてもいいのではないでしょうか^^
作るのも溶かして固めるだけなので30分ほどで出来上がります。
ぜひ作ってみてくださいね♪
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