私はいつも竹製のヘアブラシを使っています。
もちろんプラスチックフリーなのはもちろん、プラスチックヘアブラシだと静電気が起こりやすいのですが、竹製ヘアブラシは静電気が起きにくくヘアダメージも少なくてすみます。
このブログを読んでいる方はプラスチック素材を減らしていこうとされていると思いますので竹製、木製のヘアブラシはおすすめです。
つげ櫛をご存知ですか?
ちなみに「つげ櫛」というのをご存知ですか?
今では使う人が少ないかもしれませんが、つげ櫛とは「つげ」という木で作られており、仕上げに椿油に浸し、余分な油を落として乾燥させてできた櫛で、ソロバンの珠や彫刻にも使われている植物です。
国産のつげは弾力や粘りがあり乾燥させると折れにくくなるそうです。
つげ櫛は万葉集などでも出てくるそうで、昔は椿油を染み込ませて作った櫛です。
実は私のいる鹿児島の指宿市の市木はつげで、「薩摩つげ」ともいわれる高級つげ櫛を作る産地です。
つげは成長が遅く、国産のつげは緻密で滑らかな材質です。
そのため、つげ櫛は安くても5,000〜高いものになるとウン万円もします・・・
つげ櫛は定期的に椿油を浸してあげるというメンテナンスも必要です。
効果でメンテナンスも必要なため、いつかは本物のつげ櫛を使いたいけど今はちょっと難しいな。
いやでも使ってみたいな。。。
私もそんなこと思っていました。
本物のつげ櫛ではありませんが、なんと100円ショップの材料でお手軽につげ櫛風を作ることができるのです!!
今回はお手軽つげ櫛の作り方をご紹介いたします!!
お手軽つげ櫛の作り方
準備するもの
■ダイソーの木の櫛
■椿油 (30ml400円くらい)
■ヤスリ (100円ショップ)
■歯ブラシ
■ジップロック(私は砂糖が入っていたジップタイプの袋を使っています!)
■コットン布 (ラップを使いたくなかったので)
上記の準備するものを見ても1,000円もかかりません。
(椿油は私は地元の物産館で購入したので安いのがありましたが皆さんも安いのがないか探してみてください^^;)
では作っていきます。
つげ櫛の作り方
①木の櫛にヤスリをかける
櫛の表面にニスが塗られていることがあるのでそれをヤスリで削っていきます。
そうすることで最後に漬ける椿油を染み込みやすくします。
櫛の間にもきちんとヤスリをかけていきます。
②歯ブラシで櫛についたニスを取っていく。
ここでキレイにニスや粉を取っていきます。
③櫛に椿油を塗り込む
布の上に櫛を乗せて少しずつ椿油を塗り込んでいきます。
私はラップを使いたくないので布で櫛を包んだのですが、いろんな方の作り方ではラップを使っています。
脱プラを目指す方は布でもいい感じに余分な油を吸ってくれるしオススメですよ!
あと、布なので写真みたいに下にバットなどを敷くといいです。
③ジップバッグに入れて1週間おくと完成♪
私は砂糖が入っていた袋を使ってます!
包装袋でジップタイプの物って意外とたくさんあるし使ってるんですよね、私たち。
それをただ捨てるだけではゴミになってしまう!
こうやってさらに何かに使うことで袋に新たな価値を与えましょう笑
1週間袋の中に入れて、椿油を櫛に染み込ませます。
1週間経って余分な油をキッチンペーパーや布なので拭き取ると完成です♪
▲ちょっと色が濃くなりしっとしした櫛ができました!
月1回のメンテナンスを
月に1回櫛についた汚れを取って椿油に3日くらい漬ければOKです。
自分のお気に入りのオイルを使ってもOK♪
一派的には椿オイルを使っていますが、ゆずや杏のオイル、ホホバオイルなどを使う方もいるそうです♪
ほのかに香りもあるので使う時の気分もアガりそうですね♡
水をつけるのはNG!
つげ櫛は水はNGなので濡れた髪に使ったり洗ってしまわないようにしましょう。
取っても簡単につげ櫛を作れちゃいます。
プラスチックの櫛は静電気が起こりやすかったり、脱プラを考えている人にはぜひ作ってみて欲しいです♪
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